外国の友人に、「日本のおすすめの小説教えて」って言われたら、何を紹介すればいいかなあ?
芥川龍之介とか夏目漱石とかでいいんじゃないですか?
えっ…そんな日本文学、私だって読まないよ。
難しい本じゃなくて、最近の作家で人気の小説がいいよね! ちょっと調べてみたよ。
- 心理描写にぐいぐい引き込まれる、吉田修一の名作『悪人』
- 2022年にハリウッドで映画化!伊坂幸太郎の『グラスホッパー』『マリアビートル』
- アメリカのエドガー賞にノミネート!『OUT』桐野夏生
- 日本でバツグンの知名度を誇るヒット作、浅田次郎の『鉄道員(ぽっぽや)』
- ぞくっとする、後味の悪い短編小説集『ZOO』乙一
- 日本推理作家協会賞受賞を受賞!桜庭一樹の『赤朽葉家の伝説』
- 日本で一番読まれているミステリ作家の代表作『容疑者Xの献身』東野圭吾
- アメリカ図書館協会のアレックス賞受賞『告白』湊かなえ
- ハリウッドで映画化されたSFアクション原作『All You Need Is Kill 』桜坂洋
- コメディ的で読みやすいユーモア短編集!奥田英朗の『イン・ザ・プール』
- 世界に誇る日本の作家!村上春樹の『海辺のカフカ』
- 2022年の英ブッカー国際賞の最終候補に!川上未映子の長編小説『ヘヴン』
- 大人も十分楽しめる冒険ファンタジー!『ブレイブ・ストーリー』宮部みゆき
- 社会派×アクションのメッセージ性の高い一冊!高野和明の『ジェノサイド』
- 世界25カ国で翻訳されているベストセラー『キッチン』吉本ばなな
- アメリカのSF文学賞を受賞した遺作『ハーモニー』伊藤 計劃
- 英語の勉強にもぴったり!CD付きの簡単な物語『英語で読む 日本昔ばなし』
- ティーンエイジャーから大人まで!文章が読みやすい森絵都の『カラフル』
- ドイツ・ミステリー大賞を受賞!内外で賞を総なめ『64』横山秀夫
- 映画は日本アカデミー賞受賞!癒しの世界観『博士の愛した数式』
心理描写にぐいぐい引き込まれる、吉田修一の名作『悪人』
ジャンル:ヒューマンドラマ
刊行:2009年
著者:吉田修一
出版社:朝日新聞社
最初に紹介するのは、日本で小説も映画も大ヒットした有名小説「悪人」。
保険外交員の石橋佳乃が、出会い系サイトで知り合った土木作業員に殺されるところから物語がスタートする。殺人犯である土木作業員をはじめ、ちょっとした気持ちのすれ違いややるせなさなど、心理描写が秀逸で、ぐいぐい読ませる。
登場人物みんながちょっとずつ不幸な感じなので、物語の世界観は暗め。でも「本当の悪人とは誰なのか?」というテーマは胸に刺さり、読後感もしばらく考えてしまう小説。
表紙の女性がなんか生々しい英訳版↓
日本の新装版↓ 表紙が今っぽいイラストになっています↓
2022年にハリウッドで映画化!伊坂幸太郎の『グラスホッパー』『マリアビートル』
ジャンル:ハードボイルド・サスペンス
刊行:2004年
著者:伊坂幸太郎
出版社:角川書店
次に紹介するのは、伊坂幸太郎の「グラスホッパー」で、英訳版は「Three Assassins」。
元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしく、鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始めるというストーリー。
軽妙かつ哲学的なやりとりや、クールなキャラクターたちなど、伊坂作品にはハマる人も多いが、伊坂幸太郎の作品といえば、「殺し屋」や「ギャング」など、良くも悪くも地に足のついていない設定が多く、それは読者の好みが分かれるところ。だが独特の世界観ゆえか映画化されている作品も多く、2022年にはグラスホッパーの続編である「マリアビートル」が、ハリウッドでブラット・ピット主演で映画化された。今、英訳された日本の小説としてはノリにノっている一冊だ。
これが、最初の「グラスホッパー」を英訳した一冊「Three Assassins」↓
グラスホッパーの続編「マリアビートル」の英訳版がこれ↓ハリウッドで映画化された原作の小説。
アメリカのエドガー賞にノミネート!『OUT』桐野夏生
ジャンル:主婦の犯罪ミステリー
刊行:1997年
著者:桐野夏生
出版社:講談社
1997年刊行の作品。平凡な主婦が、パート仲間が殺した夫の死体をバラバラにするなど、罪を重ねていく姿が描かれる。
主婦の日常という設定は読みやすく、あっという間に四人の女たちが泥沼に足を踏み入れていく展開も引き込まれる。日本でも大ヒットしたのはもちろん、米ミステリー界で最も権威のあるエドガー賞長編にノミネートされた。
アマゾンのkindle版で翻訳小説がある↓
普通の日本語版はこれ↓
日本でバツグンの知名度を誇るヒット作、浅田次郎の『鉄道員(ぽっぽや)』
ジャンル:ヒューマンドラマ
刊行:1997年
著者:浅田次郎
出版社:集英社
次におすすめするのは、日本で過去に映画化されて大ヒットした名作「鉄道員(ぽっぽや)」。娘を亡くした日も、妻を亡くした日も、駅に立ち続けた男の物語で、作家・浅田次郎の直木賞受賞作。全部で8つのお話が入った短編集だが、「ぽっぽや」以外に収録された短編もレビューが高く、特に「ラブレター」は泣けるという口コミが多数。日本人にバツグンの知名度を誇る「鉄道員(ぽっぽや)」は、外国人の友人へのプレゼントにもおすすめだ。
英訳版では「The Stationmaster」というタイトルで、渋い感じの表紙もかっこいい↓
ぞくっとする、後味の悪い短編小説集『ZOO』乙一
ジャンル:サスペンス/ホラーなど
刊行:2002年
著者:乙一
出版社:集英社
乙一の小説では、薄暗く不気味な、ぞっとする世界が描かれる。が、文章が平易でどれも読みやすいので、とっつきやすい。その中でも、色んな話を楽しめる『ZOO』は初心者におすすめ。あっと言う間に読み終わるので、電車や就寝前のスキマ時間にでも読み始めることができる。1巻と2巻をあわせると11話あるので、どれか一つは気に入ったお話があるかも。
短編集だから英語でも読みやすそう!英訳版はこれ↓
普通の日本語版はこれ↓セット買いができる。
日本推理作家協会賞受賞を受賞!桜庭一樹の『赤朽葉家の伝説』
ジャンル:伝記・大河的な人間ドラマ
刊行:2006年
著者:桜庭 一樹
出版社:東京創元社
次におすすめするのは、日本推理作家協会賞受賞を受賞した桜庭一樹の「赤朽葉家の伝説」。
わたしの祖母である赤朽葉(あかくちば)万葉と、漫画家の母、そして何者でもないわたしという、旧家に生きる三代の女たちや、彼女たちを取り巻く一族の姿を描き上げた大河ドラマ的な物語だ。重厚でノスタルジックな作品で、終戦後から現代までの日本が舞台となっているので、当時の時代背景も興味深い一冊。ただ、日本推理作家協会賞受賞とあるが、そこまでミステリ要素はないので注意。
内容は女たちの壮大な伝記小説で、英訳本のタイトル「赤の女たち:赤朽葉の伝説」という訳し方はぴったり↓
日本で一番読まれているミステリ作家の代表作『容疑者Xの献身』東野圭吾
ジャンル:トリックありの王道社会派ミステリー
刊行:2005年
著者:東野圭吾
出版社:文藝春秋
本を読まない人でも、東野圭吾という作家、もしくは「ガリレオ」というキャラクターは知っているはず。東野圭吾が直木賞をとったのが『容疑者Xの献身』である。天才物理学者の湯川が、難事件を推理するという、シンプルな筋立て。この小説は日本でも有名なので、もし外国人の友人におすすめしたら共通の話題として盛り上がること間違いなし。
ちなみに、『容疑者Xの献身』は、前述のエドガー賞長編にもノミネートされた。
英訳版はちょっと変わった表紙↓
印象的で素敵な表紙の日本語版↓
アメリカ図書館協会のアレックス賞受賞『告白』湊かなえ
ジャンル:中学生×教師の学園ミステリー
刊行:2008年
著者:湊かなえ
出版社:双葉社
日本では『イヤミスの女王』(=後味が悪い、いやな気分になるミステリー)と呼ばれる湊かなえ。
デビュー作であるこの『告白』も、じわりといやな気分になりながらも、ぞくっとするオチが秀逸で、2009年に本屋対象を受賞した。日本でも200万部を超えるヒットになったが、海外でも、アメリカ図書館協会のヤングアダルトにすすめたい大人向けの本として『アレックス賞』を受賞した。
英語で読むならkindle版で↓雰囲気がよく出ている!
日本小説版はこれ↓
ハリウッドで映画化されたSFアクション原作『All You Need Is Kill 』桜坂洋
ジャンル:SFアクション
刊行:2004年
著者:桜坂 洋
出版社:集英社
集英社のライトノベルであるこの小説は、異星人との戦闘において主人公が成長するストーリーで、時間のループもののSF小説。
ライトノベルとしては初めてハリウッドで映画化され、主演はトム・クルーズで上映された。
映画から先に入っても、こちらを先に読んでもおすすめ。ぐいぐい先にページを進められる小説です。
英訳版はこれ↓
日本語版はこちら↓
コメディ的で読みやすいユーモア短編集!奥田英朗の『イン・ザ・プール』
ジャンル:ユーモア小説
刊行:2002年
著者:奥田英朗
出版社:文藝春秋
次におすすめする英訳本は、奥田英朗の「イン・ザ・プール」。英訳版でもタイトルはそのままに「In the Pool」だ。
ストーリーは精神科医・伊良部を軸とした短編集で、悩む人たちが次々と解決策を求めて伊良部のもとを訪れる話。読みどころは、この精神科医・伊良部のキャラクターとその行動。空気を読まない無神経発言や、患者のことを一切気にかけない自己中っぷり、冴えない見た目とは裏腹の自信過剰な態度など、くすりと笑えるシーンが満載だ。役立たずの精神科医かと思いきや、最終的には悩んでいる患者自身を結果的に救ったりと、結末も読んでいて安心感があるのでおすすめ。
精神科医・伊良部の物語は結果的に人気シリーズ作に。イン・ザ・プールはその第一作目。
世界に誇る日本の作家!村上春樹の『海辺のカフカ』
ジャンル:ヒューマン(純文学)
刊行:2002年
著者:村上春樹
出版社:新潮社
国内では、ノーベル文学賞に最も近いといわれている作家、村上春樹。1987年の『ノルウェイの森』が大ヒットし、日本でも村上春樹ブームを巻き起こしたことは有名。チェコの文学賞である『フランツ・カフカ賞』を受賞するなど、各権威からもお墨付きの日本の現役作家だ。
『海辺のカフカ』は15歳の少年の成長物語で、日本の古典文学が各所に散りばめられているのが特徴。2005年に訳された英語版『Kafka on the Shore』は、「ニューヨーク・タイムズ」紙で年間の「ベストブック10冊」及び世界幻想文学大賞に選ばれた。
インパクトのある表紙の英訳版↓
日本でおなじみの見た目の本↓
2022年の英ブッカー国際賞の最終候補に!川上未映子の長編小説『ヘヴン』
次におすすめするのは、話題性のある一冊「ヘヴン」。
十四歳のある日、同級生からの苛めに耐える<僕>は、差出人不明の手紙を受け取る。苛められる者同士が育んだ密やかで無垢な関係はしかし、奇妙に変容していく。善悪や強弱といった価値観の根源を問い、圧倒的な反響を得た著者の新境地。
芸術選奨文部科学大臣新人賞・紫式部文学賞 ダブル受賞で、文化人からも絶賛されている一冊だが、芥川賞作家というだけあってエンタメ性やスピード感は乏しく、読書慣れしていない人には読みにくい可能性も。
大人も十分楽しめる冒険ファンタジー!『ブレイブ・ストーリー』宮部みゆき
ジャンル:少年の冒険ファンタジー
刊行:2003年
著者:宮部みゆき
出版社:角川書店
トカゲ男や火を吹くドラゴンなどの世界で、小学5年生の男の子がたくましく成長するファンタジー小説。上巻は両親の離婚など現実的な話が続き少々退屈な感があるが、別世界に飛び込んでからはページをめくる手が止まらない面白さだ。ゲーム化・アニメ化など盛んにメディアミックスされている。
日本では、社会派ミステリや人情ものの時代小説でおなじみの宮部みゆきだが、『ブレイブ・ストーリー』は海外でも人気。その理由は、この小説がアメリカでバチェルダー賞と呼ばれる児童文学賞を受賞しているからだ。
イラストも独特でかわいらしい英訳版↓
日本語版はこれ↓
社会派×アクションのメッセージ性の高い一冊!高野和明の『ジェノサイド』
ジャンル:ハードボイルド×アクション
刊行:2011年
著者:高野和明
出版社:角川書店
暗殺部隊として任務を遂行するジョナサン・イエーガーと、薬を開発する古賀研人というダブル主人公で話が進むのが「ジェノサイド」。
ジャンル的にはSFで、アクションやエンタメ性も抜群、アメリカの情報機関やホワイトハウスを巻き込んだ、映画的な大掛かりな舞台設定は読み応えがある。加えて、人類の進化のうんちく、戦争にいたる過程などは興味深く、著者の博識さ、勉強熱心さがうかがえる。人間の残虐性に関する深いメッセージ性もあり、読後も考えさせられる一冊。
「ジェノサイド」という言葉をそのまま使うのは問題があったのか、英訳本では「Extinction(=絶滅)」というタイトルに↓
この本は、おすすめ徹夜本の記事でも紹介している↓
世界25カ国で翻訳されているベストセラー『キッチン』吉本ばなな
ジャンル:ヒューマン
刊行:1988年
著者:吉本ばなな
出版社:福武書店
神秘的なできごとや、死をモチーフにした作品が多い吉本ばなな。『キッチン』は短編小説で、祖父を亡くした女子大学生が主人公。同じ大学のクラスメイトの家に居候することになり、心がゆっくりと再生していく話だ。
続きが気になるほどの起承転結はなく、淡々と、静かに物語が流れていくが、じんわりと癒される小説。吉本ばななの小説は、英語やフランス語、イタリア語など多くの国で翻訳されているが、特にイタリアでの人気は絶大で、さまざまな賞を受賞している。
キッチ
日本語版とは全然印象の違う、英語の『キッチン』表紙↓
日本語版はこれ↓
アメリカのSF文学賞を受賞した遺作『ハーモニー』伊藤 計劃
ジャンル:SF
刊行:2008年
著者:伊藤計劃
出版社:早川書房
著者の伊藤計劃(いとう・けいかく)は、2007年でデビューしてわずか2年で早逝したが、遺作となったこの『ハーモニー』は第30回日本SF大賞を受賞、そして2010年、アメリカのSF文学賞フィリップ・K・ディック賞特別賞を受賞した。
大災禍と呼ばれる世界的な混乱を経て、人類が大規模な福祉厚生社会を築きあげた21世紀後半の世界が舞台。
英訳版はこれ↓
日本語版はこれ↓
英語の勉強にもぴったり!CD付きの簡単な物語『英語で読む 日本昔ばなし』
ジャンル:むかしばなし
刊行:2005年
出版社:ジャパンタイムズ
次は、ちょっとジャンルが違うが「日本の昔ばなし」を英語で読める本。
だれでも知っている有名な昔ばなし「桃太郎」「かちかち山」「かさ地蔵」「カッパの雨ごい」「おむすびころりん」の5話が入っていて、やさしい簡単な英語で読めるのが特徴。
海外の友人に日本の昔話を知ってもらったり、子供の英語教材にも使える、活用しやすい一冊。
こちらから買える!CDも付いていて、寝る前の読み聞かせや音読にも便利。
ティーンエイジャーから大人まで!文章が読みやすい森絵都の『カラフル』
ジャンル:ティーンエイジャーの成長物語
刊行:1998年
著者:森絵都
出版社:理論社
中学生の男の子が主人公の物語で、大人向けとしても中高生向けとしてもよくおすすめ本に上がるのが「カラフル」。人気女性作家・森絵都の作品で、一度死んだ主人公の男の子が、天使業界の抽選に当たり他人の体にホームステイするところから始まる。何となくラストは想像できるものの、文章も読みやすくキャラクターも重苦しくなく、メッセージも王道で、ティーンエイジャー向け小説の金字塔と言われるのも頷ける作品。
ただ、作中では不倫やら援助交際というキーワードが出てくるので、そのあたりをティーンエイジャーがどう捉えるかというのは賛否がありそう。
英訳版のタイトルもそのまま「Colorful」↓2021年に発売されたばかりのペーパーブック。
ドイツ・ミステリー大賞を受賞!内外で賞を総なめ『64』横山秀夫
ジャンル:警察犯罪ミステリー
刊行:2012年
著者:横山秀夫
出版社:文藝春秋
横山秀夫は、警察小説に定評のある作家。2012年、7年ぶりに刊行した『64』は少女の誘拐殺人事件を捜査する警察官の話で、読者の圧倒的な支持を受けて「週刊文春ミステリーベスト10」及び「このミステリーがすごい!」で第1位になった。
また、2016年に英推理作家協会より、ダガー賞・翻訳部門の最終候補に選ばれたり、2019年にドイツ・ミステリ大賞を受賞する等、外国人にも自信をもっておすすめできる。
英語版はこちら↓
ドイツ語版はこちら↓
日本語版はこちら↓
他にも、こんな短編集もおすすめです↓
映画は日本アカデミー賞受賞!癒しの世界観『博士の愛した数式』
ジャンル:ヒューマン
刊行:2005年
著者:小川洋子
出版社:新潮社
日本では第1回の本屋大賞を受賞し、映画化されたものは日本アカデミー賞を受賞する等、とにかく話題になった小説が、小川洋子の「博士の愛した数式」。
記憶が80分しかもたない博士の家に来た家政婦、そして家政婦の10歳の息子が登場人物。刺激的・劇的な起承転結は少なく、ゆったりと静かに物語が進む。ほの悲しいけどあたたかい物語を読みたい人におすすめ。
英訳版はこちら。タイトルが直訳すると「家政婦と博士」なんて、身もフタもない…
日本語版の小説はこれ↓ オタクっぽい博士の数学的な会話も楽しめる。
英語に翻訳された日本の小説って、探せばけっこういろいろあるね!
こうして見てみると、全部有名どころで『ハズレなし』の日本小説って感じですね。英語の勉強もできそう。
英訳された小説じゃなくて、漫画も読んでみたいよね。
英語版の日本コミックは、この記事をチェックしてね!