ナノブロックの「五重塔デラックスエディション」を作ったよ!
大変だったけど楽しかった!
サイズが小さいのに、見た目のクオリティすごいですよね。
ところで、ナノブロックのこの作品は、どの五重塔がモデルなんですか?
………(考えたことなかった)
ちなみに、実際に買ったナノブロックの「五重塔」はこれ↓ コロナでの家の時間をもてあましている人にもおすすめ!
というわけで、ナノブロックの五重塔はどの寺院の五重塔をモデルにしているのか、調べてみました!
ちなみに実際に作った感想・レビュー・口コミはこの記事から↓
ナノブロックの五重塔のモデルは元興寺?
調べたところ、ナノブロックの五重塔のモデルは、元興寺の「五重塔小塔」と呼ばれるものだそう。
元興寺は奈良県にある寺院で、蘇我馬子が飛鳥に建立した日本最古の本格的仏教寺院である法興寺(飛鳥寺)が、平城京遷都に伴って平城京内に移転した寺院。
ん?元興寺の形って、全然五重塔じゃないけど…
元興寺本体がモデルなのではなくて、元興寺に保管されている「五重小塔」がナノブロックの五重塔のモデルになっているんだよ。
どーゆーこと?
まるでレプリカのような国宝「五重塔小塔」がナノブロックのモデル
実は元興寺の収蔵庫には「五重小塔」と呼ばれる、高さ5.5メートルほどの小塔が保管されています。一見レプリカや模型のように見えるのですが、内部構造まで省略せずに忠実に造られているので、「工芸品」ではなく「建造物」として国宝に指定されているほどのすごさ。
ずっと屋内にあったため傷みが少なく、唯一の奈良時代の五重塔の建築構造を伝える資料としても貴重です。
ナノブロックの五重塔デラックスエディションは、この「五重小塔」をモデルにして、細部まで再現しているんだよ。
買ったのはこれ↓ 豪華なデラックスエディションだが、アマゾンでは5500円くらいで買える!
ナノブロックではどこまで再現している?見た目を比較してみた
二つを比べてみたところ、確かにナノブロックの五重塔は、五重小塔の細部を再現しているのが分かります。石段などの構造や門のあたりの緑と赤のカラー、壁のデザインなどそっくり。屋根の部分も、屋根から突き出ている相輪(そうりん)や、屋根からぶら下がっている飾りの部分・風鐸(ふうたく)など、ぱっと見た印象がとても似ています。分かりやすく、下の写真で特徴を比べてみましたが、こだわりの再現力です。
でも、五重塔なんてどれも似たような見た目でしょ?
いや、それぞれの五重塔は微妙に見た目も違います!
全国の五重塔の見た目は何が違う?写真で比べてみた
全国にたくさんある五重塔を比べてみましたが、ぱっと見た感じの印象がバラバラなのが分かります。
一番左の法隆寺の五重塔は、屋根が六つあって、全体的に重心が低い感じ。その右の室生寺は屋根が分厚くて、また門の部分もシンプルな赤色×白です。その右の中山寺塔は、グレー・黒色の重厚感のある屋根で、配色として白色が少ないです。
一番右は、ナノブロックのモデルになった五重小塔ですが、この4つだけで見ると、ナノブロックの「五重塔」に一番似ています。同じ五重塔といっても、見た目はそれぞれ違い・特徴があるのが分かります。
確かにこうやって比べてみると、ナノブロックの「五重塔」は、元興寺の「五重小塔」の特徴をよくとらえているね!
歴史的建造物が好きな人にはおすすめ!ナノブロックの「五重塔」、ぜひ作ってみてね。
作ってみたのはこれ↓ コロナでの家の時間をもてあましている人にもおすすめ!
実際に作ったときのレビュー・感想はこのブログ記事を読んでみて下さい。
ちなみに、五重塔のレプリカのような木造の塔を見つけたよ!
すごいですね、これ!値段の方もかなりの衝撃…。
玄関に飾っておきたいですね~!