日本酒と焼酎の違いは?合う料理はどれ?コスパの高い焼酎&賞をとった日本酒も紹介!

日本を代表するお酒が「日本酒」と「焼酎」。海外への日本酒輸出量も8年連続で伸びており、過去最高を記録したようです。
知っているようで知らない、日本酒と焼酎の違いをまとめました。
また、日本で売れてる焼酎と、海外で賞をとった日本酒も紹介します。

日本を代表するお酒「日本酒」と「焼酎」の比較一覧

材料の違いから説明すると、日本酒は、米からつくられているという分かりやすいお酒。一方で焼酎は、芋や米や麦など、原材料はさまざまです。
アルコール度数は日本酒のほうが低く、お猪口などでそのままストレートに飲みます。焼酎は20~25度とアルコールが高めなので、氷やお湯などで割って飲むのが一般的。日本酒は刺身や天ぷらなどどちらかというと和食に合いますが、焼酎は和食だけでなく、焼肉や中華など何でも合うイメージが大きいです。

日本酒
sake
焼酎
Distilled spirits
日本酒をおちょこで注いでいるところ焼酎をグラスに入れているところ
原材料芋、米、麦、泡盛など
アルコール度数15~16度20~25度
飲み方薄めずにそのまま飲む。飲む温度は、5℃くらいの「冷酒」や、「常温」、60℃くらいの「熱燗」など氷を入れる「ロック」、お水を入れる「水割り」、お湯を入れる「お湯割り」の3種類が一般的
合う料理和食や魚料理に合いやすい幅広くどんな料理にでも合う

いちばん大きな違いは「つくり方」

日本酒と焼酎は、製造方法が違います。分かりやすく言うと、日本酒は酵母で米を発酵させただけで完成する『醸造酒』。
一方で焼酎は、『醸造酒』を蒸発させるという一手間を加えたものです。アルコールが濃縮されるため、焼酎のほうが日本酒よりアルコール度数が高くなるわけです。

日本酒焼酎
醸造酒蒸留酒
果実や穀類を原料にしたもので、酵母によってアルコール発酵させたお酒。
日本酒のほかにも、ワインやビールもこのカテゴリに入る。
醸造酒をさらに蒸留して、アルコール度数を高めたものが蒸留酒。
焼酎のほかにも、ウィスキーやブランデー、ジン、ウォッカがある。

日本で売れている人気の焼酎は?

とろっとした甘みのある芋焼酎『黒霧島』

日本の焼酎メーカーで売上高トップを誇る『霧島酒造』の人気商品「黒霧島」。よく知られている芋焼酎で、トロッとした甘みがある。飲み方はロックがおすすめです↓

万人ウケする麦焼酎『いいちこ』

お店でもよく見かける、知名度の高い麦焼酎「いいちこ」。大分県の三和酒類が発売。クセがなく、軽い口当たりで万人ウケする麦焼酎。アルコール度数に30度、25度、20度と異なる種類がある。愛称は「下町のナポレオン」。

手に入りにくいプレミア的なお酒『百年の孤独』

蒸留後にそのまま瓶づめされる普通の焼酎とは違い、ウィスキーのように樽で長期熟成させた、プレミア的な麦焼酎が「百年の孤独」。見た目は琥珀色で、ココナッツや香ばしい麦の風味がある。アルコール度数は40度と高い。生産本数が少なく手に入りにくい。

糖分ゼロの辛口焼酎『れんと』

奄美大島海運酒造が発売する「れんと」。黒糖の焼酎は、サトウキビの絞り汁から作る純黒砂糖と米麹が主原料。糖分は加えないので、糖分ゼロの辛口焼酎だ。アルコール度数が16度の商品もある。黒糖ならではのほんのりと甘みがあり、初心者でも飲みやすい味に。

海外で評価された、賞をとった日本酒は?

国内の知人や、海外の外国人にも自信を持っておすすめできる、日本酒の銘柄を紹介します。
選んだのは、英国のロンドンで毎年行われている世界最高峰の競技会、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)で過去にSAKE部門のチャンピオンに選ばれた銘柄

毎晩飲めるお手ごろ価格『あだたら吟醸』

★蔵元名:奥の松酒造
★アルコール度:15度
★おすすめの飲み方:冷酒や常温で
★備考:IWC2018年 SAKE部門チャンピオン/モンドセレクションやアメリカの品評会でも金賞を受賞

“毎晩飲める吟醸酒”を目指した『あだたら吟醸』は、ひとクラス上の美味しさなのに価格は手ごろだ。 冷で楽しむ晩酌などにおすすめ。
後味を引かないあっさりとした味で、マリネやカルパッチョ、イカの刺身、鰯のポン酢煮、漬物などに合う。

かすかに残るスパイシーの風味『出羽桜 出羽の里』

★蔵元名:出羽桜酒造
★アルコール度:15度
★おすすめの飲み方:常温やぬる燗で
★備考:IWC2016年 SAKE部門チャンピオン/2度目の受賞

若い辛口の純米酒で、青りんごのような香りとかすかに残るスパイシーな風味が審査員から絶賛。IWCで二度の受賞を誇る『出羽の里』は国内でも華やかな受賞歴を持ち、2016年で全米日本酒歓評会で金賞、2017年に純米酒大賞で最高金賞を受賞した。

伊勢志摩サミットで各国へのお土産品にも『会津ほまれ 播州産山田錦仕込 純米大吟醸酒』

★蔵元名:ほまれ酒造
★アルコール度:16度
★おすすめの飲み方:冷酒
★備考:2015年 SAKE部門チャンピオン

辛口ながらも、口に含んだ時に広がる爽やかで綺麗な甘みとキレのある気品ある味わいが特徴。2016年伊勢志摩サミットにおいても各国首脳に贈答するお土産品として採用された。合う料理は、いくらの醤油漬けや中トロ、魚介のグラタンなど。

あの『獺祭』に勝って世界一に輝いた『大吟醸 極醸(ごくじょう)』

★蔵元名:喜多屋(きたや)
★アルコール度:16度
★おすすめの飲み方:冷酒
★備考:2013 SAKE部門チャンピオン

カシスの芽、パッションフルーツ、熟れたグレープフルーツなどの香りが印象的な『大吟醸 極醸』。優雅で華やかな香りと、芳醇かつ透明感のある味わいだ。値段は高めだが、日本酒本来の香りや味などを引き出す希少な絞り方、「雫搾り」を採用し、今まで飲んだことのないようなクリアで繊細な味わいを楽しめる。


外国人におすすめするなら、焼酎、日本酒、どっち?

焼酎と日本酒では、やはり知名度の高い「SAKE」=日本酒の方が好まれる傾向にあるよう。焼酎は独特の匂いがあるので、外国人だけでなく、日本人でも苦手な人は多いもの。
和の文化、和食を堪能したいという外国人には、海外でも人気の高い、日本酒をおすすめしておくのが無難です。
獺祭(だっさい)、十四台(じゅうよんだい)、黒龍(こくりゅう)などが人気なのでおすすめです。