日本の和を感じる民泊|『ハズさない』日本の小説10、外国人におすすめするならコレ!日本の和を感じる民泊|『ハズさない』日本の小説10、外国人におすすめするならコレ!

『ハズさない』日本の小説10、外国人におすすめするならコレ!

外国人におすすめの小説外国の友人に、「日本のおすすめ小説を教えて」と言われたら、どうしますか? 

●芥川とか夏目漱石とか、日本文学はちょっと難しい
できれば最近の作家で、面白く読める小説がいい!
●日本でも売れていて「これ知ってる!」と盛り上がれるもの
●もちろん、英語などで翻訳されているもの

そんな小説を探している人に、とりあえず有名どころで『ハズレなし』の日本小説を紹介します。

アメリカのエドガー賞にノミネート! 『OUT』 桐野夏生

外国人におすすめの日本の小説ジャンル:主婦の犯罪ミステリー
刊行:1997年
著者:桐野夏生
出版社:講談社

1997年刊行の作品。平凡な主婦が、パート仲間が殺した夫の死体をバラバラにするなど、罪を重ねていく姿が描かれる。
主婦の日常という設定は読みやすく、あっという間に四人の女たちが泥沼に足を踏み入れていく展開も引き込まれる。日本でも大ヒットしたのはもちろん、米ミステリー界で最も権威のあるエドガー賞長編にノミネートされた。

ぞくっとする短編小説集 『ZOO』 乙一

外国人におすすめの日本小説乙一ジャンル:サスペンス/ホラーなど
刊行:2002年
著者:乙一
出版社:集英社

乙一の小説では、薄暗く不気味な、ぞっとする世界が描かれる。が、文章が平易でどれも読みやすいので、とっつきやすい。その中でも、色んな話を楽しめる『ZOO』は初心者におすすめ。あっと言う間に読み終わるので、電車や就寝前のスキマ時間にでも読み始めることができる。1巻と2巻をあわせると11話あるので、どれか一つは気に入ったお話があるかも。

日本で一番読まれているミステリ作家の代表作 『容疑者Xの献身』東野圭吾

外国人におすすめの日本小説容疑者Xの献身ジャンル:トリックありの王道社会派ミステリー
刊行:2005年
著者:東野圭吾
出版社:文藝春秋

本を読まない人でも、東野圭吾という作家、もしくは「ガリレオ」というキャラクターは知っているはず。東野圭吾が直木賞をとったのが『容疑者Xの献身』である。天才物理学者の湯川が、難事件を推理するという、シンプルな筋立て。この小説は日本でも有名なので、もし外国人の友人におすすめしたら共通の話題として盛り上がること間違いなし。ちなみに、『容疑者Xの献身』は、前述のエドガー賞長編にもノミネートされた。

アメリカ図書館協会のアレックス賞受賞 『告白』湊かなえ

外国人におすすめの小説湊かなえ告白ジャンル:中学生×教師の学園ミステリー
刊行:2008年
著者:湊かなえ
出版社:双葉社

日本では『イヤミスの女王』(=後味が悪い、いやな気分になるミステリー)と呼ばれる湊かなえ
デビュー作であるこの『告白』も、じわりといやな気分になりながらも、ぞくっとするオチが秀逸で、2009年に本屋対象を受賞した。日本でも200万部を超えるヒットになったが、海外でも、アメリカ図書館協会のヤングアダルトにすすめたい大人向けの本として『アレックス賞』を受賞した。

ハリウッドで映画化されたSFアクション原作 『All You Need Is Kill 』桜坂 洋

桜坂洋ジャンル:SFアクション
刊行:2004年
著者:桜坂 洋
出版社:集英社

集英社のライトノベルであるこの小説は、異星人との戦闘において主人公が成長するストーリーで、時間のループもののSF小説
ライトノベルとしては初めてハリウッドで映画化され、主演はトム・クルーズ、『『Edge Of Tomorrow』というタイトルで上映された。映画から先に入っても、こちらを先に読んでもおすすめ。ぐいぐい先にページを進められる小説です。

世界に誇る日本の作家 『海辺のカフカ』村上春樹

ジャンル:ヒューマン(純文学)
刊行:2002年
著者:村上春樹
出版社:新潮社

国内では、ノーベル文学賞に最も近いといわれている作家、村上春樹。1987年の『ノルウェイの森』が大ヒットし、日本でも村上春樹ブームを巻き起こしたことは有名。チェコの文学賞である『フランツ・カフカ賞』を受賞するなど、各権威からもお墨付きの日本の現役作家だ。
『海辺のカフカ』は15歳の少年の成長物語で、日本の古典文学が各所に散りばめられているのが特徴。2005年に訳された英語版『Kafka on the Shore』は、「ニューヨーク・タイムズ」紙で年間の「ベストブック10冊」及び世界幻想文学大賞に選ばれた。

大人も十分楽しめる冒険ファンタジー! 『ブレイブ・ストーリー』宮部みゆき

外国人におすすめの小説ブレイブストーリージャンル:少年の冒険ファンタジー
刊行:2003年
著者:宮部みゆき
出版社:角川書店

トカゲ男や火を吹くドラゴンなどの世界で、小学生の男の子がたくましく成長するファンタジー小説。上巻は両親の離婚など現実的な話が続き少々退屈な感があるが、別世界に飛び込んでからはページをめくる手が止まらない面白さだ。ゲーム化・アニメ化など盛んにメディアミックスされている。日本では、社会派ミステリや人情ものの時代小説でおなじみの宮部みゆきだが、『ブレイブ・ストーリー』は海外でも人気。その理由は、この小説がアメリカでバチェルダー賞と呼ばれる児童文学賞を受賞しているからだ。

世界25カ国で翻訳されているベストセラー 『キッチン』吉本ばなな

外国人におすすめの日本の小説吉本ばななジャンル:ヒューマン
刊行:1988年
著者:吉本ばなな
出版社:福武書店

神秘的なできごとや、死をモチーフにした作品が多い吉本ばなな。『キッチン』は短編小説で、祖父を亡くした女子大学生が主人公。同じ大学のクラスメイトの家に居候することになり、心がゆっくりと再生していく話だ。続きが気になるほどの起承転結はなく、淡々と、静かに物語が流れていくが、じんわりと癒される小説。吉本ばななの小説は、英語やフランス語、イタリア語など多くの国で翻訳されているが、特にイタリアでの人気は絶大で、さまざまな賞を受賞している。

アメリカのSF文学賞を受賞した遺作 『ハーモニー』伊藤 計劃

ジャンル:SF
刊行:2008年
著者:伊藤計劃
出版社:早川書房

著者の伊藤計劃(いとう・けいかく)は、2007年でデビューしてわずか2年で早逝したが、遺作となったこの『ハーモニー』は第30回日本SF大賞を受賞、そして2010年、アメリカのSF文学賞フィリップ・K・ディック賞特別賞を受賞した。
大災禍と呼ばれる世界的な混乱を経て、人類が大規模な福祉厚生社会を築きあげた21世紀後半の世界が舞台。

ドイツ・ミステリー大賞を受賞!内外で賞を総なめ 『64』横山秀夫

外国人におすすめの日本の小説横山秀夫ジャンル:警察犯罪ミステリー
刊行:2012年
著者:横山秀夫
出版社:文藝春秋

横山秀夫は、警察小説に定評のある作家。2012年、7年ぶりに刊行した『64』は少女の誘拐殺人事件を捜査する警察官の話で、読者の圧倒的な支持を受けて「週刊文春ミステリーベスト10」及び「このミステリーがすごい!」で第1位になった。また、2016年に英推理作家協会より、ダガー賞・翻訳部門の最終候補に選ばれたり、2019年にドイツ・ミステリ大賞を受賞する等、外国人にも自信をもっておすすめできる。

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